2DAYSアトリエショップOPEN✧11月16日(土)-17日(日)

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Holiday Atelier shop 2023 新作ジュエリー「Fragments of Quartz」お披露目

NEWS | 2023/11/23

ホリデーに合わせて2023年12月8日(金)~10日(日)の間、千駄ヶ谷にあるYUKI FUJISAWA atelierをオープンし、新作ジュエリー「Fragments of Quartz」を発表いたします。 

手磨り宝石研磨士の繊細な指先の感覚からうまれた、アクアマリン、クォーツ、ローズクォーツの3色の輝きを仕立てたピアス「Fragments of Quartz」。一瞬の奇跡から生まれるクラッシュクォーツは、昔むかしの雪解け水や、生きものたちが零した涙のようなきらめきです。

原石をカットし、きらめきを与える「宝石研磨士」は、石に光を宿す昔からの手仕事です。現代において手で宝石を「切る」、手磨り(てずり)の職人は日本でも10名に満たないと言われています。

中でも唯一の女性である、手磨り宝石研磨士・大城かん奈さん。手磨りは自然のなかに眠る石たちのそれぞれの表情を見つけ、この世でたったひとつの光らせ方を探す、途方もない時間の結晶によるものです。彼女の代表作の一つであるクラッシュクォーツが、YUKI FUJISAWAのために特別なシェイプで製作されました。

今回の新作を記念し、大城かん奈さんの手磨り天然石の作品を、一緒にご紹介します。均一的な美しさから解き放たれた、自由なきらめきを纏うカンナカット。ガーデンクォーツやラブラドライト、グリーンムーンストーンなどの7点の作品が並びます。
ルースのままオブジェとしてお楽しみいただきたいほか、YUKI FUJISAWAのジュエリーを監修しているジュエリーブランドfillyjonkにルースをお持ち込みいただくと、リングなどへのオーダー制作をお引き受けします。アトリエでの開催ならではのお楽しみポイントとして、23年のセーター試着や、24年新作セーターの新色プレビュー、デザイナーのインスピレーションを得た旅の思い出話も、ここだけでお楽しみいただけます。

繊細なレースを表現したLace Ringなど定番のジュエリーコレクションや、ニット小物も一部あわせてご紹介します。今年も1年頑張った自分へのご褒美として、大切なあの人への想いにそえるギフトとして。新たな出会いを見つけていただけますように。

 

YUKI FUJISAWA Holiday Atelier shop 2023

【DATE】

12月8日(金)14:00-20:00
12月9日(土)12:00-18:00
12月10日(日)12:00-18:00

*デザイナーの藤澤が3日間在廊予定です
*初日12-14時は来店予約のみ。ご予約はこちらから

 

【PLACE】

YUKI FUJISAWA atelier
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-17-6 浜中ビル1F
Google map

副都心線「北参道駅」1番出口より徒歩6分
JR/大江戸線「代々木駅」西口/東口より徒歩8
*アトリエ近くのおすすめマップです。ひと息つくのにぴったりなカフェなど、地図を片手にお散歩もおたのしみください。

 

Fragments of Quartz PRICE(片耳)】

・Synthetic Quartz /K10WG ¥72,000 (tax in 79,200)
・Rose Quartz /K10WG ¥78,000 (tax in 85,800)
・Aquamarine /K10WG ¥98,000 (tax in 107,800)

 

【ORDER】

すべてが表情の異なる一点もの。6点限定でのご案内です。

・片耳用のデザインですが、両耳ペアでもお楽しみいただけます。初日の早いお時間は、両耳ペアをご検討のお客さまのための来店予約制となります。

・両耳ペアをご希望の方には、クラッシュのきらめく角度が美しく対になる、左右対称のデザインにてオーダー製作します。オーダー品は春の兆しとともに、3月中旬のお届け予定です。

・オーダーではなく、ご用意している完成品のピアスを組み合わせていただくこともできます。

・オーダー枠に空きがある場合は当日のオーダーも可能です。

・ピアスデザインでのご用意となり、イヤリングへの変更はできかねます。

こちらのSTOREISをお読みいただくと、物語の扉をあけていただけます。

制作日記「宝石研磨士・大城かん奈さんが生みだす光/Fragments of Quartz」

 

「親のドレッサーの引き出しに入った魔法のようなコンパクト。お菓子を包むオーロラ色のセロファン。星空のように瞬くコンクリートの粒子。運動場にまぎれた光る砂。昼寝してしまったことにびっくりして起きたときの、祖母のビー玉のような瞳。視覚だけではない、たくさんの人にかけてもらった言葉。忘れられない想い。
それぞれの人の胸のなかで輝く、人生で出会った光るものの思い出。光の記憶はしぶとく残り、わたしたちが生きることを助ける。ならば、いろんな光を覚えていたい。そしてその光にいのちを燃やす人がいたことを、今もいることを、忘れないでいたい。
かん奈さんが切りだし、磨きだした宝石は、人と石が、人と人が、互いの光を消さないようにして生まれた、幸福なかかわりあいの証だ。しずくのかたちのきらめきに注がれた、物語をのぞきこんでみる。これはそんな物語に連れだしてくれる、魔法の乗り物のようなジュエリーなのかもしれない。」
(野村由芽「宝石研磨士・大城かん奈さんが生みだす光/Fragments of Quartz」YUKI FUJISAWA制作日記より)



© YUKI FUJISAWA