東京都現代美術館POP UP✧12.21〜

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Story of [Hand-knitted 2023]

NEWS | 2023/04/15

【Knit cap(ニット帽)】

ニットコレクションの中でも毎年ご好評いただいている、フーディーにもなる2WAY仕様のマフラー付きニット帽です。

360度どこから見ても美しく魅せてくれるフードの形にもこだわりました。耳・首まわり・あたまの後ろまで身体を優しく包み込みます。左右のマフラーを穴へ通すと、ぴったりとした美しい結び目の出来上がり。しっかりホールドされることで暖かく、冬の冷たい風からも守ってくれます。

横顔にはチューリップをイメージした愛らしいアラン柄が咲き誇ります。被った時にお花がどこに咲いているとより愛らしく見えるか、スタイルの研究を重ねました。自転車通勤をしているデザイナー自身の「もっと暖かいニット帽が欲しい!」という発想から生まれたアイテムです。

 

【COLOR】

全色新たに、今年はクラシカルな深い色あいが登場です。

・WHITE (新色)

アランニットといえば、優しいオフホワイトの色合い。立体的なアラン模様がはっきりと浮き立って見え、手編みのあたたかなニットらしさを一番堪能できる色合いです。昨年のホワイトよりも、より温かみのある生成色に生まれ変わりました。 

・BROWN (新色)

自然のあたたかみを思わせる、ノスタルジックなブラウン。アラン諸島で出会った茶色いロバの毛並みの色から着想を得ました。懐かしさだけでなく、今らしい気分にもフィットする茶色です。特殊な染めの技術で糸の内側をほんのり赤く染め上げることで、深みのあるブラウンを表現しています。

・DARK GREEN (新色)

黒のように見えて、緑色。目を凝らしてようやく気がつくような、極めて黒に近いダークグリーンです。お披露目会で1番ご好評をいただいた色です。ほかにはない落ち着いたトーンは、モードからカジュアルな装いまで、どんな場面にもフィットします。⁡
芯をチャコールに、外側をグリーンの2色に深く染めあげることで、アラン諸島の潮風で苔むす岩肌のような、自然の奥ゆきを表現しています。


 【MATERIAL】

毎日ご愛用いただけるよう、素材選びを大切にしています。羊毛の中でも保温性の高いメリノウールを7割、上質なやわらかいアクリルを3割ミックスしました。温かさと肌ざわり、どちらもいいところどりです。

ふわっと軽い糸のため、冬から肌寒い春先までのながい季節でご愛用いただけます。さらにこの糸の魅力は、編み地をはっきり見せてくれること。アランニット特有のふっくらとした美しい編み模様は、手編みでこそ表現できる、ハンドニットの中でも特別な柄です。

 

 

【Knit Scarf (マフラー)】

古き良き、アラン諸島の空気をそのままに。

しんしんと木々に雪が降り積もり、きらめく冬景色。箔をグラデーションにして重ねあわせることで、光の角度によってさまざまな表情に輝きます。

二重にきゅっと巻くと顔まわりに箔がきらめき、華やかな印象に。長く垂らすとすっきりと落ち着いた雰囲気に。日々のコーディネートに合わせて楽しんでほしいマフラーです。 

アラン模様は無限のパターンがあり、どれも美しくバリエーションに富んだ模様ばかりです。資料としてアトリエに保管している古いヴィンテージや本をもとに、じっくり考えました。

  

【Mittens (手袋)】

2023年も、スマホ対応。

セーターとおそろいの花模様は、夏のアラン諸島のみずみずしい景色からインスピレーションを受けました。手のひらには葉っぱ模様。手を振るたびに箔が眩くきらめき、思わず心も踊ります。のびのびとリラックスした自然を感じさせるデザインです。

人差し指と親指の先には、ちいさな穴を作りました。ミトンをつけたままスマホ操作ができます。ちょっと道を調べたり、必要な時に操作が可能です。両手にあるので、左利きの方も安心。アランニットの伝統的な模様や手法を守りながらも、現代の生活に寄り添うデザインです。

【COLOR】

セーター&マフラー&ミトンはおそろいのカラーリングのため、コーディネートをして一緒にご愛用いただけます。  

・WHITE

漂白されていない羊本来のやさしいホワイト。アランニットでも定番の白色は、どんな装いにも自然とフィットする、クラシカルで落ち着いた雰囲気です。立体的なアラン模様がはっきりと浮き立って見え、手編みのあたたかなニットらしさを一番堪能できる色合いです。

・GREEN (新色)

潮を浴びて灰がかったようなグリーンは、夏のアラン諸島の草の色からインスピレーションを受けました。土のような茶色の毛糸を混ぜあわせることで、大らかな自然の雰囲気を表現しています。萌えたばかりの緑色が、冬の装いをおだやかに照らしてくれます。

・NAVY

陰影のある藍染のようなネイビー。ほんのわずかだけ異なる色調に染め上げた糸を共に編んでいくことで、内側から発光するような奥ゆきのある紺色を表現しています。深い海の底や、荒波に濡れた岩肌のようにもみえてきます。性別を問わず人気のカラーです。

・PINK (新色)

落ち着いた静けさのあるピンク色です。これから年を重ねるたびに心強く共に歩んでいけるような、上品な色合いにこだわりました。アラン諸島で見かけた可憐に咲く花々の色から着想を得ています。

 【MATERIAL】

昔ながらのアランセーターのような、素朴ながらも美しい風合いを感じるウール100%の糸です。アランニットの誕生の地・アラン諸島では、各家庭で羊糸を紡いでいた歴史があります。彼の地で初めて訪れた時に出会った毛糸玉からインスピレーションを受けました。

羊の毛には高い保温性があります。自然からの恵みをまとう喜びを膨らませ、まるで人の手で紡いだような、手仕事ゆえの不完全な美しさのある糸を選び抜きました。

風合いの魅力をそのままにしているため、羊毛らしい香りがします。肌心地が気になる敏感肌の方は、タートルネックとあわせて楽しんでいただくと安心です。羊が運んできた植物の木くずや、色とりどりの羊色が混ざっています。自然のものの魅力としてお楽しみください。

 【お届け時期】

 2023年12月から順次お届け

ハンドニットのため少しお待たせしてまいますが、来たる冬のたのしみとして、お待ちいただけましたら幸いです。ひとつひとつ職人さんの手で編み上げるため、上限に達し次第オーダーを締め切らせていただきます。  

  

【アランニットとは?】 

編み目の数だけ、歩みの分だけ、誰かを想って生まれるハンドニットという存在。デザイナーの藤澤がインスパイアされ続けているのは、アイルランド発祥のアランニットです。 アラン諸島という小さな島で手編みのセーターとして、100年近く受け継がれてきました。

いま世界を見渡しても手仕事の伝統文化が残っている地域は本当に少なくなっています。数十年の時を経てもなお輝きを放つ、だれかが愛情をこめて作った数々の手編みのセーターにこれまで出会ってきました。「30年40年経っても、だれかをそっと温める存在になってほしい。」そんな思いから、YUKI FUJISAWAでは手編みでこそ表現できるアランニットにこだわっています。

 

【アイテムのメンテナンスをお引き受けしています】

全てのニットアイテムは、ご自宅で中性洗剤による手洗いができます。

また、「時とともに変わっていくこと」を楽しんでいただけるよう、YUKI FUJISAWAではご購入後のニットのほつれや、箔のオーダーリペアなどのアフターメンテナンスをお引き受けしています。アトリエで手仕事を重ねている私たちだからこそ、末永くご愛用いただけるよう、ともに時間を過ごしていければと思います。

 

【ご予約会は4月30日まで】

ONLINEご予約会は4月15日(土)20:00 〜 4月30日(日)23:59まで。1着ずつ職人さんの手で編み上げるため、一定数に達し次第完売となります。オーダーいただいた分のみをお作りし、12月の一般発売ではわずかな数のご用意です。

これから先、長い時間を共にする「友人」のようなハンドニットとの出会いをおたのしみいただけますように。



© YUKI FUJISAWA